小4の教室風景

今日は3時間目と4時間目のみ出席した息子。

約束としては、学校到着後、自分の口で担任にそれを伝えること。これも守れる。

「今日は4時間目が終わったら帰りたいです」

担任とは1時間でも2時間でも学校に顔をだすことがだいじだという内容で合意しているので、きちんと対応してくれる。クラスメイトにも息子のつらさやしんどさをうまく伝えてくれており、柔軟に対応するように導いてくれている。

なのでクラスメイトたちはとてもやさしい。

 

私は教室内に付き添うこともあれば調子がよければすぐ帰ることもある。今日は4時間目で帰るのでそのまま学校にいることにした。読み聞かせの時間で、机はすべて後ろにさげられており、みんなは教室前半の床にすわっていた。図書館の人が出張でやってきて読み聞かせと本の紹介をする時間だった。

息子は後ろのドア入ってすぐの、ドアと机が寄せられた隙間に入り、そこから教室を見渡していた。私はドアを挟んで廊下に座っていた(寒い)。

時折、前の方にいきなよと声をかけていたが、行かず。その傍観しているのがいいのだろうね。

 

色々な授業があるなぁと、付き添いしているととても贅沢な気分になる。現代の授業を一緒に受けれるんだから、なかなか体験できないんじゃないだろうか。

正直付き添いはしんどいけど楽しい。

 

小4になると個性が強く出てくる子も多い。クラスメイトには集団生活で飛び出てくる子もいる。このクラスにもよりとがった子が3人ほどいる。

 

・急に暴力を振るうようになった子

それまでは優秀だったのに、何か嫌なことがあったらすぐに手を出すようになってしまった子。正しいことと自分の気持ちと相手の軽い言葉に敏感に反応し、言語化で反論できずに手がでているように見えた。だが暴力はいけない。先生たちはその点についてひどく叱る。忙しい学校生活ではなかなかケアが難しい問題だろうなぁと思いながら先生お疲れ様、成長してるなぁと傍観している。

 

・なんでも口にだしちゃう子

思ったことをすぐに口にだしてしまう。真にうけてしまう。足並みがそろえにくい。

教室内でもとても目立つ。一言が多い。そして友達とトラブルになりやすい。先生もその子の特性をみんなに説明しながらも、本人にもみんなにも足並みをそろえる方法を教える。みんなで「Aくんルール」が存在するというとらえ方をしている。みんなと少し違っているけれどもそれはAくんの中のルールがあるからだよと。「なぜAくんはああななんだろう」という気持ちをうまく流す言葉だなと思った。「Aくんルールではあれは納得いかないんだなぁ」という風にみんなが考える。許容を促している。

 

・いうことをきかない子

反抗期だな。早い反抗期だなという子。そういえば息子が2年生くらいのときに、「今の4年生は手に負えない」みたいなことを聞いたことがあった。4人くらいが教室を飛び出して授業を受けないという。担任をばかにして全くいうことを聞かない。4年生になるとそういう感じもでてくるのかーと思っていたら、今、クラス内に一人いる。もう一人いるけどまだいうことを聞く。読み聞かせでみんなが床に座っているのに、一人教室のうしろの机の上にすわって聞く。自由に移動する。足並みをそろえない。担任の注意にもそっぽを向く。返事もしなかったり、担任がいらっとするような返事をする。なめてるとしか思えない。(足並みをそろえない、教室の後ろで聞くというのはうちの息子もそうだけどw)

かなりひどい恫喝をうけていたが堪えていない。挙句の果てに、担任の目を盗んで帰宅しようとランドセルもって階段を下りて行った。もちろん複数の先生がヘルプにはいっているが、目を盗んだw。成長だなぁとこれもまた眺めながら先生ほんとお疲れ様、、としか思えない。