Wisc-Ⅳの結果

Wisc-Ⅳの結果がでました。8月末に浮けて、結果がきたのが10月だったかな。

全検査IQ118.各数値が画像をみてください。

 

まず第一にいえることは、下位数値と上位数値の差がはげしい。

年相応の子の普通の子といわれる子たちは、このグラフ、ほぼ横線になるそうです。

どれも発達のスピードが同じで少し早いか遅いか。

ただし、息子のような下位値と上位地値の差がある場合、通常15以上あると「集団行動での生きづらさ」がでてくるそうです。そんななかで息子の差の値は、「27」。生きづらさがでてくるといわれている値の倍ちかくあります。そりゃしんどかったねとなりました。

言語理解が97で、他が1124,112,124で全検査118だと賢いじゃん天才じゃん!てなる見方をする検査ではなく、このグラフのガタガタ具合から、そのこの特性をみる検査ですので、このガタガタ具合から息子の不登校につながる部分生きづらさにつながる部分をみつけていこうという、手段の一つとなります。

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検査所見に描かれている通り、全検査IQ:118で平均の上~高いを位置しています。

ただし、個々の能力にばらつきがあるため、詳しく検討する必要があるとのこと。

 

まずは言語理解:

97です。言葉をつかった推理力・言葉で理解する能力は年相応。ただし、他の能力に比べるとこれが息子の中では一番苦手分野となっている。物の名前から共通点を探す・具体的なものから抽象的な概念を言葉にすることが苦手とのこと。

⇒だからへんなカテゴリつかおうとするし、なんで?とかきいても「わからない」ですますんだなと。ここで私の胸が一つおりた。

知覚推理:わーきんぐめもり:処理速度はどれもたかく、得意とのこと。

ただ、得意すぎても表現するための言語理解がそれにおいついていないので、しゃべれなかったり説明できなかったりどうしたらいいかわからなくなったりしてこまっているとのこと。なるほど。

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支援の方針としていろいろとこのほかにもアドバイスをいただきました。

うまく話せないのはばかではなくて、頭の中でたくさんのイメージや思考が高い処理能力によって働いている、でもそれらをアウトプットするための言語という面にといて言語力と表現力がおいついていないため、説明できない。はなせないとなる。

いつも「いくの?いかないの?」みたいな2択が答えやすいとばっかりおもっていてきいてたんだけど、そうじゃなく、「シンジョウバロメーターなりをつかっていまの気分はどのへん?」というのがてきせつなんだそう。

 

また友達とのコミュニケーションも心配されていますが、言語としてのコミュニケーションはうまくはないですが、友達の表情や態度からよみとることができますのでそれほど支障はなさそうです。

 

最後に記号のかきうつしのところでも丁寧に作業しすぎて時間がかかるという指摘をうけました。これが今現在の悩みに直結してくるんですが、まぁ結果としては、息子の頭の思考回路が解けて理解できて、わたしとしてとても有意義な結果となりました。

この結果を踏まえてさらに息子との接し方を有意義なものにかえている。

 

相談室とWisc-Ⅳに感謝です。

 

 

 

Wisk4の専門の方むけの書籍です。