プール授業2回目の日
プールの授業は水曜日と金曜日です。
今週の水曜日、3,4時間目がプールでした。
行く気ゼロ。
プールカードは確認します。が、当日行く様子がない。行かない。
仕方なく、「一緒に会社行こうか」と声をかけると「うん!」と。
プール授業の日は学校へも行きたくない様子。そんな強制もしてないのにw。
どちらにせよ、「はいってみる?」みたいなことを色んな人に言われるのが嫌みたい。
先生も母にも友達にも言われますからね。友達なんてそんな会話してない子にも「はいらないの?」って言われますからね。
結局会社についてきました。
不登校の兆しが見えた当初を思い返してみる
私が所属している会社の社長が声をかけてくれた。
「最近どう」と。
それに「Good!」と答えれるほどの余裕はなく、「んー。まぁ」とこの質問には黙ってしまう。
聞かれている内容は息子の調子であることは顔色からわかる。それがわかるからこそ、進展がない登校渋りの状態にいい返事ができない。
社長と少し会話をし、「きっかけってあったの?」みたいな話になった。
小1の7月から不登校。4月から7月初めまでは遅刻せずきちんと通えていた。
その7月のとある日に、息子にはなにかが起こったであろうことは予想できる。
友達とうまくいかないことがあったのかもしれない。でも保育園のころから人を嫌ったり嫌われたりといういざこざはまったく起こさない優しいタイプ。友達関係なら明白な理由が聞き出せたのかもしれない。
当時は本当にまったくわからなかった。今でもわからないのだが。
約束はきちんと守る子。ずるはしない。宿題はまっさきにやらないと、遊びに集中できない。そんな几帳面なタイプだった。叱ることがなかった。
ずいぶん経ってから、相談員の先生からこんな話を小耳にはさんだ。2年生のおわりころだっただろうか。
「言おうかどうか迷ってたんですが、確信はないのですが、あのころ(不登校が始まったころ)、先生にきつく叱られて机の下にもぐって丸くなって泣いていたときがありました。」
「あれが何らかの原因になったのかもしれない」と。
もうずいぶん経っていたことと、小1のときの担任が転任されていたこと、証拠がないこと、今言われてもどうしようもないこと、等あり、私は「なんとまぁ。」といった感じでした。目からうろこです。どうも息子がマスクを忘れたらしく、これに関しては小1なので私の責任です。うまく先生に伝えられなかったのか先生も他のことで虫の居所が悪かったのか、理不尽な叱り方をしたようです(と聞きました)。
当時の息子は、教壇の前にたつ先生の注意はすべて自分にも向けられている言葉と受け止めていました。ので、宿題忘れや忘れ物には非常に神経質でした。
マスクは、息子の管轄外に近いこと、わざと忘れたんじゃないこと、そんな叱り方をされたことがないこと、でパニックになったようです。
いままでそんなパニックを起こしたことがなかった、見たことも私はなかった、相談員の先生もあれはかわいそうだったと言っていた。
その瞬間、彼の中でトラウマができたのかもしれない、と。
そのあと、数日がんばったが、行けなくなってしまった。
マスクを入れ忘れた私の不注意(私のせい)
叱られたことがあまりない息子(育て方のせい)
わざとではないのに叱られたこと(育て方のせい)
うまく忘れ物を報告できなかったこと(息子の性格)
アクシデントを共有できなかったこと(私と息子)
起こってしまったアクシデントをうまく消化できなかったこと(私と息子)
7月初旬から急に学校に行けなくなったこと。教室に入ることを2年間嫌がったこと等考えると、真実味が帯びてくるこの話。
社長と会話して、問題解決には初動が大事だっていうことがわかるね、、、と問題解決の難しさについて話してました。
時間が経ってしまっていて、原点に戻っての原因の解決は得策ではない。
今の状況をより把握して、未来のために動かなくてはならないねと言ってくれました。
わかってますが、わからないんですその道がw。というと協力したいと。
なんと優しいうちの社長。
本人はこの話はすっかり忘れている。たぶん聞いても覚えていない。
ただ「学校は行きにくいところ」というレッテルだけがしっかり張り付いている。はがせない。ボンドで張り付けたどころじゃないw。はがせない。
4年生の1学期ももうすぐ終わる。本当に焦りがでてます。
プールの授業がいや
先週から体育の授業でプールがはじまりました。
2学年合同の2時間授業です。
1年生のときは不登校になるまで数回、2年生のときはゼロ、3年生のときは1度だけプールに入っています。
プライベートでは冬でも父親と区民プールに出かけたりします。プールは嫌いではないです。そんな泳ぎが得意っていうわけではないですが、苦手でもないです。
今年もプール授業が近づいて、息子に聞いてみます。
「プールはじまるねー」「はいるのー?」
すると、
「うん、はいるよ」と、まったく不安もくそもない様子で答えます。
前日まで「はいるよ」と言っており、プールの準備もしっかりします。
いざ当日、5,6時間目がプールです。
なかなか腰があがりません。。。。とっても嫌そう。。
結局5時間目に少し遅れ、教室で着替えるよう促しても着替えない。。やっぱ嫌じゃん。。。
着替えずにそのままプールへ移動しました。プールではちょうどはじまったところで、参加確認の人数確認をはじめるところでした。
「げ、3年生もいるじゃん。。」とつぶやく息子。
そうだよ2学年合同だからねっていうととってもいやそう。
知らない人がいたり知らない空間はとても苦手です。。。
何度か「やっぱりはいってみる?」と声かけたもののまったく入る気のない返事。
私は仕事へいかなくてはならなかったので、息子に離れてもいいか確認しOKがでたのでそのまま会社へ。
帰宅後、プールのときの感想を聞いてみました。するとやっぱり入らなくてよかった敵なことを言っています。お友達がはいってるのちゃんとみた?ってきいたら、「アリをみてた」と。興味がないんですね。。
今週もプールがあります。さぁ彼は入るんでしょうかね。。はぁ。
スクールソーシャルワーカーさんの頑張り具合
そんな彼にスクールソーシャルワーカーさんがアクティブに動き出しました。
毎週の家庭訪問がはじまりました。
基本は月曜日の夕方。なにするわけでもなく、遊びにくるといった感じです。
スクールソーシャルワーカーからしたら、友好を深める意味合いがあるんだと思います。
わたしは同じ部屋にいたり別の部屋にいたりしてなるべく二人の時間の邪魔をしないように空気のようにしています。
最初はお話をしていましたが、やはり友好を深めるためには口下手な息子に対してはプレイカウンセリングが向いています。
折り紙をし始めました。
私が振ったんですけどね。スクールソーシャルワーカーさんは20代の男性なのですが、息子の器用さをほめては「おり方おしえて!」とテンションをあげてくれています。
その次はなにやら作品をみせたり、紙飛行機飛ばし会をしたりと遊びを通して友好を深めているようです。
みっちり1時間。接してくれています。
最近では一緒にゲームをしています。
息子はゲームが好きなので、お兄さんと一緒にゲームがしたいようです。
マリカーしたりマインクラフトしたりと。
自分の作ったワールドを紹介したりと主にスクールソーシャルワーカーさんが話をしているんですが、なにやら楽し気にやっています。
夕方いらっしゃるので私はその日はリモートワーク。
お茶をだしてそのあとは仕事をしたり(PCです)、ばたばたしたりしています。
忙しいのに毎週いらっしゃってくれています。
そのうち、一緒に學校いってみようかということにつなげていこうとされているようです。
母子分離不安ぎみの息子が、他人と行動できるようにといろいろ試行錯誤されているようです。
そんな私はいつも会社の上司からの「息子さんどうなの」的な質問や「もうちょっと会社こいよ」的な質問に、どうしようも答えられなくて困ります。
仕事は好きですし、この会社で続けたいですが、いまいち改善しない息子の不登校にもっと息子に寄り添って行動すべきではと考えたり、少し離れた方がいいのではと試行錯誤です。どっちがいいんでしょうね。。。
もうすぐ夏休みが始まります。残りの7月、できるだけ休む日がないように促していきたいです。
小1用 さんすうプリント 逆ピラミッド計算マクロ
小1用に、足し算の問題プリントがかわいくなかったので、
エクセルマクロ でつくったものです。
難易度は4段階、画像は虫食い状態ですが、一番上に数字を表示するのが初期設定です。隣同士を足して、下の箱に合計を書いていく問題プリントです。
ボタンを押すたびにランダムで数字が入れ替わります。
何度でもかぶらない問題がつくれるわれながら秀逸なファイルかなと。
★ダウンロード販売しています。
https://creaprorp.thebase.in/items/20794439
教育相談室の個別授業 初日
今日は教育相談室の個別授業の初日でした。
個別学習を受けるきっかけの記事はこちら。
https://your-mama.hatenablog.com/entry/2019/04/19/044240
9時35分、教育相談室の待合室に到着。
10分ほどすると、担当のご婦人がやってきました。初顔合わせです。
とても上品そうなやさしいご婦人でした。50代かなぁ。
急に現れたご婦人に目を合わさず動揺する息子でしたが、挨拶をというと、ちゃんと頭を下げて挨拶していました。でも目は合わせられないw。
登場して声をかけられたときには普通に図鑑をながめていたのに、悪いことしてた子みたいに図鑑をちゃっちゃかしまっておどおどしてました。かわいい。
ほどなく引き合わせを行ってくれるスクールソーシャルワーカーの方が登場。息子安心。
いつもとは違う学習用っぽい個室へ。私、息子、ご婦人(勉強を教えてくれる方)、スクールソーシャルワーカーの方と4人で入室。
タブレット学習を希望していたのですが、このタブレットのアプリがだめだめで、タブレットの意味ないじゃーんってアプリでした。。。
メニューはあるけれど動作は遅い(スペックが悪いのか)、問題開いたら問題の画像がでてきて、手書きする。手書きが苦手だからタブレット頼んだのに。。。選択式やないんかいっ!ってつっこみ満載で、時間あったらアプリつくろかなってレベルでした。
息子の性格をヒアリングしているだろうけれども細かい点は把握していなさそうなご婦人。いろいろ聞いてきます。タブレットがいいかどうする?って。決断を発言できない息子にはつらい質問ばかり。困って答えません。
母がなんでもしゃしゃりでるのはよろしくないので、見守っていたのですが、ちょっとそろそろヘルプが必要だなってくらいで、「あんまり自分で決められないんですよ」と一言だけ。
「嫌」は意思表示できるので、ガシガシすすめていってくれたらいいんだけどな。0か1かの質問はつらそう。「1ね」っていってくれたほうが、「うん」「いいえ」ができるんだよね。
たぶん発達系やLD系の知識は少なそう。まぁボランティアみたいなものだから、仕方ないか。たぶん普段はもうちょいコミュニケーション取れる子をみてるのかな。
ちょっとした自己紹介と雑談、得意な算数の、しかも3年生のときの小数点のある計算、4年生の割り算のひっ算をやってあっという間に1時間経過。もう終わりだねと声をかけられて「え?もう1時間?」と言っていました。あっというまだったとのこと。
とりあえずはマイナス面も見られないので、このまま毎週1時間の個別学習に通えそうです。ただ、教材のアプリがダメなので、紙にかえたほうがいいのかしら。でもアプリと紙の違いは、筆圧がちがうこと。筆圧にひっぱられて字がかきにくいところがあるからタブレットのほうが楽なんだろうか。問題もちょっと怪しかったんですがw。
ただ、絵を書いたりもして、その時はしっかりかけていたのでご婦人は書き字に問題ないのでは?とおっしゃってくださいましたが、どうだろうか。
個別学習の目的は、学習力向上もあるけれど、今は勉強をする機会をきちんと設けることに重点を置いています。約束事は守る子なので、たぶん毎週しっかり嫌がらずに通ってくれることでしょう。私付き添い必須ですけどね。。
市販の問題集を買って、それをやっていく時間にしたほうがいいのかなと。ご婦人もカリキュラム的なものは意識してなさそうだったし。
アプリ作る時間ないし、マクロでランダム問題作成のでも作ろかな。。。
とりあえずこの辺かな。