字が汚い!ディスグラフィア(書字障害)かも。
記事が飛びますが、今日はディスグラフィアについて。
医者に診断されたわけでもなく、私が息子の状態を見ていろいろ調べた結果、ディスグラフィアの傾向があると行きつきました。今日。
とにかくノートが汚い、字が汚い、1年から不登校してるし、みっちり漢字練習させたわけでもない。漢字の書き取りは宿題としてさせていましたが、汚さを追求すると書かなくなるのではないかと思い、書いてくれるだけでもいいというスタンスだったので小1のときから汚さにはとくに言及せずにきました。
いつも見ては、もうちょっと丁寧に書こうねとは声掛けしていましたが。
小3になって教室へ足を運ぶようになってから(毎日は行ってません)、板書の具合も横でいつもみていて、もうちょっと読める字で書こうよなんて笑いながら過ごしていました。
主人も字がきれいではないので、似たんだろうなぁ程度に思っていたのですが、先日1学期の個人面談でのこと。学習能力は申し分ない。友達とも円滑にコミュニケーションをとっている。ほんとに何が理由で登校渋りなのかわからないものですねと話しながら。やはり指摘というか話題になったのが、字。ノート。苦手ですねぇなんて先生もいっていましたが、ここですこしちゃんと見てあげようと思いました。
見てあげるっていうのは、練習をしなさい。たくさん書きなさいという指導をするのではなく、どうして字が汚いんだろうという問題定義を真面目に掲げるという意味です。
「る」が神化(進化w)しています。
少し前から、「名前」と「数字」と「めあて(3文字)」という文字だけでいいから、丁寧に書くようにしようねとお約束をしていました。
ぜんぶは無理だし、せめてこの3つ。
「なまえ」はテストにもかくし、配布係のお友達が読めないと困るから。
「数字」は、算数のテストでぜんぶ×なっちゃうよと。得意なのに。
「めあて」は、各教科、ノートの最初に必ず毎回「めあて」を書いているから。
なんとか丁寧に書くように心がけているようで、ノートを見ると「めあて」は力強く書かれています。他は荒ぶっていますが。。
※算数のノート
表出性言語障害を怪しんでいたのでそこからディスグラフィアの文字は意識していた私。今日の教育相談カウンセリングで少し話題に出してみました。
カウンセラーの方曰く、なぞりがきはどうですかー?とか、読みには問題ないですかーとか。読みに問題がある場合は、ディスレクシア(読字障害)、算数障害はディスカリキュリアというんですって。だいたい学習障害(LD)は、この3つに分離されるそうです。
成績が悪いという学習障害ではないので、障害というよりは個性ですね。
読みの困難は見当たらないし、算数は得意。純粋に書字障害ということになります。
どういったサポートでそこを補っていけるのかについて聞いてみましたが、今聞いてすぐという回答はプロでは困難ですね。明快な回答とはいかず、100回書いたところで覚えられる書けるという問題ではないという私の意見に同意くださったので別の方法を調べてみますーといって帰ってきました。
さてさてインターネット様様。ぐぐります。リコリタ発達ナビさんにもディスグラフィアのことは詳しくまたわかりやすくかかれていますので、割愛。
以前かった「うんこドリル」をベッドでゴロゴロを読み上げていたので(聞いてる方は不快w)、ちょっと書いてみようよと誘ってみました。
一発目のなぞり文字からしてなぞれないw。はみださないでねとお願いしてもはみだすw。目と頭と手がうまく神経伝達できてないのか!というところに問題があるのか、ただの不器用か。見たものを細かく脳につたえれてないのかw。わかりませんw。
なぞりがきをゆっくり集中してはみださずにかくから時間かかるし、なぞりがきじゃない十字のマスではえらい位置からかきだすし。ちょっと4文字ほど私の納得いくまで、なぞりがきから最後の成型まで何度も消しゴムのお世話になりながら書きました。
んー。これは、どこがうまく伝わってないのか。。。
・目から脳へ。
大体のかたちで漢字を見ている気がします。漢字テストの感じもなんか似てるけどちがうし。
・脳から手へ。
ゲームとかめっちゃうまいし、そこはあんまり問題ないきがする。
・不器用?
失敗を怖がって細かい作業はいやがるけど、不器用が突出しているわけではない。
ただの適当か??
なんてことでよくわからなかった。
漢字ノートをみて間違いの多いところをチェックしてみました。
どうも漢字ノート、真面目にやってない。書いてるけど、書き取り20回のところを、竹冠だけさきに20個かいてからつくりをかいているような。。
とにかく、突き出さないところを突き出したり、跳ねるところは跳ねない。糸偏はとりあえず「紙」とかく、みたいな調子で。。
ただの書き取りではない、いい教材はないかなとamazonでさがすも、ディスレクシアとしてのものが多く、ディスレクシアとディスグラフィアが合体している教材も多い。
ディスグラフィアに特化したそれだけの教材がほしい。興味をそらさないために。
ネットサーフィンしてみつけたのが、下記サイト。
NPO法人スマイルプラネットさんの読み書き支援プリント。
なにがすごいって、「苦手」に対する効果に追求した漢字プリントを配布しているのです。もちろんひらがなも。
ものを認知するという方法には、「認知特性」というものがあります。神経心理学などの分野ではよくつかわれる言葉だそうです。詳しくはぐぐってくださいw
認知特性とは?頭の良さを6つに分類する診断を解説する | 自分コンパス
こちらの挿絵がわかりやすいですね。
視覚優位性・聴覚優位性・言語優位性というふうに、認知するためにどこからの情報をキーとして判断しているかということらしいです。
私は視覚優位です。文字はいやですw。イラストや写真など、カメラアイというやつです。
例文書き出しなんて、30文字抜き出すのになんど同じ文章をみることかw。
息子はまだどれかわかりません。。。聴覚優位なのかもしれない。
とにかく、さきほどのスマイルプラネットさんにある、「くりかえし書いて練習するのが苦手」向けのプリントで様子を見てみようかと思います。
あとすごいのがこのサイト、上部で学年と出版社と単元名で、プリントを印刷できるんです!
ちょうどいま「もうすぐ雨に」をやっていたのでわぁなんてすばらしいんだ!
見てみてください!
ちょっと明日試してみます。